【活用ガイド】

JVNDB-2017-004327

Microsoft Windows 10 および Windows Server 2016 の Microsoft Edge における公開を意図していないデータを読まれる脆弱性

概要

Microsoft Windows 10 1607、1703、および Windows Server 2016 の Microsoft Edge には、JavaScript XML DOM オブジェクトがインストール済みのブラウザ拡張を検出する場合、公開を意図していないデータを読まれる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を「Microsoft Edge の情報漏えいの脆弱性」として公開しています。

本脆弱性は、CVE-2017-8504 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Edge

想定される影響

攻撃者により、公開を意図していないデータを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-8498
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-8498
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2017年6月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2017-0022
更新履歴

  • [2017年06月22日]
      掲載

公表日2017/06/13
登録日2017/06/22
最終更新日2017/06/22