【活用ガイド】

JVNDB-2017-003935

rpcbind などの製品におけるリソース管理に関する脆弱性

概要

rpcbind、LIBTIRPC、および NTIRPC には、リソース管理に関する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


libtirpc project
  • LIBTIRPC 1.0.1 まで
  • LIBTIRPC 1.0.2-rc3 までの 1.0.2-rc
ntirpc project
  • NTIRPC 1.4.3 まで
rpcbind project
  • rpcbind 0.2.4 まで

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libtirpc project ntirpc project rpcbind project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-8779
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-8779
  2. 関連文書 : rpcbomb: remote rpcbind denial-of-service + patches
更新履歴

  • [2017年06月12日]
      掲載