【活用ガイド】

JVNDB-2017-003864

dotCMS に複数の脆弱性

概要

dotCMS の管理画面には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。また、dotCMS Enterprise Pro の "Push Publishing" 機能にはパストラバーサルならびに任意のファイルアップロードの脆弱性が存在します。

クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2017-3187
dotCMS の管理画面には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスすることで、ユーザの権限で意図しない操作が行われる可能性があります。

ディレクトリトラバーサル (CWE-22) - CVE-2017-3188
"Push Publishing" 機能によりアップロードされた "Bundle" ファイル (tar.gz アーカイブファイル) を展開する際、アーカイブに含まれているファイル名のチェックが適切に行われないため、任意のディレクトリにファイルが書き出される可能性があります。これらのアーカイブファイルのアップロードは当該製品の管理画面から行うことができますが、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性 (CVE-2017-3187) を使用することで、ログイン状態のユーザがアップロード操作をさせられる可能性があります。

危険なタイプのファイルの無制限アップロード (CWE-434) - CVE-2017-3189
"Push Publishing" 機能によりアップロードされた "Bundle" ファイル (tar.gz アーカイブファイル) を展開する際、アーカイブに含まれているファイルの種類のチェックが適切に行われません。ディレクトリトラバーサルの脆弱性 (CVE-2017-3188) と組み合わせることで、dotCMS アプリケーションの実行権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


dotCMS
  • dotCMS version 3.7.1 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、管理画面を操作されたり、dotCMS アプリケーションの実行権限で任意のコマンドを実行されたりする可能性があります。
対策

2017年3月7日現在、本脆弱性に対する有効な対策方法は不明です。

[ワークアラウンドを実施する]
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* ログイン中は信頼できないウェブサイトを閲覧しない
ベンダ情報

dotCMS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [IPA評価]
  2. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [IPA評価]
  3. 危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CWE-434) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3187
  2. CVE-2017-3188
  3. CVE-2017-3189
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96566737
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#168699
更新履歴

[2017年06月08日]
  掲載