【活用ガイド】

JVNDB-2017-003849

Apple macOS の 802.1X コンポーネントにおける任意のユーザのネットワーク資格情報を取得される脆弱性

概要

Apple macOS の 802.1X コンポーネントには、証明書の変更時に EAP-TLS 証明書のバリデーションを誤って処理するため、任意のユーザのネットワーク資格情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X 10.12.4

想定される影響

リモートの攻撃者により、802.1X 認証を必要とする巧妙に細工されたネットワークを実行されることで、任意のユーザのネットワーク資格情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6988
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98089541
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6988
更新履歴

  • [2017年06月08日]
      掲載