【活用ガイド】

JVNDB-2017-003465

Oracle Sun Solaris における Kernel RPC に関する脆弱性

概要

Oracle Sun Solaris には、Kernel RPC に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、および可用性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、"Ebbisland" と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 10.0 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Solaris

カーネルパッチがインストールされている、または 2012-01-26 以降のパッチツールでアップデートされている Solaris 10 システムは本脆弱性の影響を受けません。また、Solaris 10 1/13 (Solaris 10 Update 11) がインストールされている Solaris 10 システムにも脆弱性はありません。Solaris 11 は本脆弱性の影響を受けません。
本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

リモートの攻撃者により、情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3623
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3623
更新履歴

  • [2017年05月29日]
      掲載