【活用ガイド】

JVNDB-2017-003378

libsndfile の flac.c の flac_buffer_copy 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libsndfile の flac.c の flac_buffer_copy 関数には、サービス運用妨害 (ヒープベースのバッファオーバーリードおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Erik de Castro Lopo
  • libsndfile 1.0.28

想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工されたオーディオファイルを介して、サービス運用妨害 (ヒープベースのバッファオーバーリードおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Erik de Castro Lopo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-8363
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-8363
  2. 関連文書 : libsndfile: heap-based buffer overflow in flac_buffer_copy (flac.c)
更新履歴

  • [2017年05月25日]
      掲載

公表日2017/04/29
登録日2017/05/25
最終更新日2017/05/25