【活用ガイド】

JVNDB-2017-003067

Cisco Unified Computing System Manager および Firepower 製品の CLI におけるコマンドインジェクションの脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) Manager、および Firepower 4100 シリーズ次世代ファイアウォール (NGFW)、Firepower 9300 セキュリティアプライアンスの CLI には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvb61351 および CSCvb61637 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Unified Computing System ソフトウェア
  • Cisco Firepower Extensible Operating System

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6600
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6600
更新履歴

  • [2017年05月12日]
      掲載