【活用ガイド】

JVNDB-2017-002987

apt-cacher および apt-cacher-ng における HTTP レスポンス分割を許可される脆脆弱性

概要

apt-cacher および apt-cacher-ng には、正規表現 %0[ad] に対するブロックの欠如に関する処理に不備があるため、HTTP レスポンス分割を許可される脆脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • apt-cacher 1.7.15 未満
  • apt-cacher-ng 3.4 未満

想定される影響

エンコードされた改行文字を介して、HTTP レスポンス分割を許可される脆可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 858739
  • Debian Bug report logs : 858833
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. HTTP レスポンスの分割(CWE-113) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-7443
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-7443
更新履歴

  • [2017年05月10日]
      掲載