【活用ガイド】

JVNDB-2017-002927

Riverbed RiOS における secure-vault 保護メカニズムを破られる脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Riverbed RiOS は、secure vault に対して脆弱なデフォルトパスワードを持つため、secure-vault 保護メカニズムを破られる脆弱性が存在します。

なお、ベンダは、製品が顧客による任意のパスワード変更をサポートしており、脆弱性の定義を満たしていないことから、本問題を脆弱性とすることに異議を唱えています。ただし、パスワード変更はオプションとなっています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 物理
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


リバーベッドテクノロジー株式会社
  • RiOS 9.6.0 まで

想定される影響

物理的に端末の操作が可能な攻撃者により、パスワードアルゴリズムおよびアプライアンスのシリアル番号の知識を利用されることで、secure-vault 保護メカニズムを破られる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

リバーベッドテクノロジー株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-7306
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-7306
更新履歴

  • [2017年05月09日]
      掲載