【活用ガイド】

JVNDB-2017-002826

複数の OS 上で稼動する Google Chrome の Chrome Apps における境界外読み取りの脆弱性

概要

Linux、Windows、および Mac 上で稼動する Google Chrome の Chrome Apps には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、境界外読み取りの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 57.0.2987.98 未満

想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工された Chrome 拡張機能を介して、境界外読み取りを引き起こされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-5038
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-5038
更新履歴

  • [2017年05月01日]
      掲載

公表日2017/03/09
登録日2017/05/01
最終更新日2017/05/01