【活用ガイド】

JVNDB-2017-002517

McAfee Advanced Threat Defense のハードウェアアプライアンスにおけるマルウェアファイルが検出されない脆弱性

概要

McAfee (Intel Security) Advanced Threat Defense (MATD) のハードウェアアプライアンスには、サンドボックス環境を検出され、その後、適切なマルウェアの検出を回避され、その結果、マルウェアファイルが検出されない (false-negative) 脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マカフィー
  • Advanced Threat Defense 3.4.2.32 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたマルウェアを介して、サンドボックス環境を検出され、その後、適切なマルウェアの検出を回避され、その結果、マルウェアファイルが検出されない (false-negative) 可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マカフィー
  • McAfee Security Bulletin : SB10096
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-8986
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-8986
更新履歴

  • [2017年04月18日]
      掲載