【活用ガイド】

JVNDB-2017-002482

Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェアの Border Gateway Protocol および Bidirectional Forwarding Detection の実装における特定の TCP および UDP トラフィック用 ACL を回避される脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance (ASA) ソフトウェアの Border Gateway Protocol (BGP) および Bidirectional Forwarding Detection (BFD) の実装には、特定の TCP および UDP トラフィック用アクセス制御リスト (ACL) を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvc68229 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

リモートの攻撃者により、特定の TCP および UDP トラフィック用アクセス制御リスト (ACL) を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3867
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3867
更新履歴

  • [2017年04月17日]
      掲載