【活用ガイド】

JVNDB-2017-002444

xrdp における脆弱性

概要

xrdp は、PAM 関数 auth_start_session() を不正な位置に呼び出すため、不正な設定をされる、または権限を昇格される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、pam_limits.so を回避される問題と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


xrdp
  • xrdp 0.9.1

想定される影響

PAM セッションモジュールを不適切に初期化されることで、不正な設定をされる、または権限を昇格される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

xrdp
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6967
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6967
更新履歴

  • [2017年04月14日]
      掲載