【活用ガイド】

JVNDB-2017-002307

netpbm の tiffttopnm におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

netpbm の tiffttopnm は、libtiff の TIFFRGBAImageGet 関数を適切に使用しないため、サービス運用妨害 (境界外読み取りおよび書き込み) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Fedora 24
  • Fedora 25
Netpbm
  • Netpbm 10.47.63

想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工された tiff 画像ファイルを介して、サービス運用妨害 (境界外読み取りおよび書き込み) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project MapTools.org Netpbm
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [NVD評価]
  2. 境界外書き込み(CWE-787) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-5849
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-5849
更新履歴

  • [2017年04月11日]
      掲載