【活用ガイド】

JVNDB-2017-002141

Splunk Enterprise および Splunk Light の Splunk Web におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Splunk Enterprise および Splunk Light の Splunk Web には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SPL-130279 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Splunk
  • Splunk Enterprise 6.5.2 未満の 6.5.x
  • Splunk Enterprise 6.4.5 未満の 6.4.x
  • Splunk Enterprise 6.3.9 未満の 6.3.x
  • Splunk Enterprise 6.2.13 未満の 6.2.x
  • Splunk Enterprise 6.1.12 未満の 6.1.x
  • Splunk Enterprise 6.0.13 未満の 6.0.x
  • Splunk Enterprise 5.0.17 未満の 5.0.x
  • Splunk Light 6.5.2 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された GET リクエストを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Splunk
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-5880
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-5880
更新履歴

  • [2017年03月30日]
      掲載