【活用ガイド】

JVNDB-2017-001940

KDE kio および kdelibs の kpac/script.cpp における重要な情報を取得される脆弱性

概要

KDE kio および kdelibs の kpac/script.cpp は、完全な https URL (Basic 認証資格情報、クエリ文字列、または PATH_INFO を含む) を伴う PAC FindProxyForURL 関数を呼び出すため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


KDE
  • kdelibs 4.14.30 未満
  • KIO 5.32 未満

想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工された PAC ファイルを介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

KDE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. セキュリティ機能(CWE-254) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-6410
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6410
更新履歴

  • [2017年03月23日]
      掲載

公表日2017/02/28
登録日2017/03/23
最終更新日2017/03/23