【活用ガイド】

JVNDB-2017-001885

Microsoft Lync for Mac 2011 におけるサーバ - クライアント通信を改ざんされる脆弱性

概要

Microsoft Lync for Mac 2011 は、証明書を適切に検証しないため、サーバ - クライアント通信を改ざんされる脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft Lync for Mac 証明書の検証の脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Lync for Mac 2011

想定される影響

リモートの攻撃者により、サーバ - クライアント通信を改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-0129
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-0129
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2017年3月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2017-0011
更新履歴

  • [2017年03月22日]
      掲載