【活用ガイド】

JVNDB-2017-001848

Commvault Edge にスタックバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Commvault が提供する CommVault Edge には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

スタックベースのバッファオーバーフロー (CWE-121) - CVE-2017-3195
CommVault Edge が提供する CommVault Edge Communication Service (cvd) には、鍵交換プロトコルの処理に起因するスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。8400/TCP 宛に送信された細工されたパケットを処理することで、任意のコードが実行される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Commvault Systems, Inc
  • Commvault Edge Server version 11 SP6 (11.80.50.0)

想定される影響

第三者によって、当該製品の root または SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、SP7 およびそれ以降へアップデートしてください。
また、SP6 のユーザ向けに hotfix 590 が提供されています。
ベンダ情報

Commvault Systems, Inc
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3195
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97075940
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3195
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#214283
更新履歴

  • [2017年03月22日]
      掲載
  • [2018年03月14日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-3195) を追加