JVNDB-2017-001762
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Linux Kernel の net/sctp/socket.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Linux Kernel の net/sctp/socket.c は、特定の待ち状態で関連付けを外す操作を適切に制限しないため、サービス運用妨害 (不正なロック解除および二重解放) 状態にされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2017-5986 に対する修正が不完全だったことに起因する問題です。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): なし
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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Linux
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ローカルユーザにより、マルチスレッドアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (不正なロック解除および二重解放) 状態にされる可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
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- 二重解放(CWE-415) [NVD評価]
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- CVE-2017-6353
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-6353
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