【活用ガイド】

JVNDB-2017-001722

Cisco ESA の AsyncOS ソフトウェアの MIME スキャナにおけるデバイス上で設定されたユーザフィルタを回避される脆弱性

概要

Cisco E メール セキュリティ アプライアンス (ESA) の AsyncOS ソフトウェアの Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) スキャナには、デバイス上で設定されたユーザフィルタを回避される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、"不正な形式の MIME ヘッダのフィルタリング回避 (Malformed MIME Header Filtering Bypass)" と呼ばれています。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvb65245 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス 9.7.1-066

想定される影響

リモートの攻撃者により、デバイス上で設定されたユーザフィルタを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3818
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3818
更新履歴

  • [2017年03月15日]
      掲載