【活用ガイド】

JVNDB-2017-001721

Cisco Firepower 4100 シリーズ次世代ファイアウォールおよび Firepower 9300 セキュリティアプライアンスにおける任意のシェルコマンドを挿入される脆弱性

概要

Cisco Firepower 4100 シリーズ次世代ファイアウォールおよび Firepower 9300 セキュリティアプライアンスの CLI コマンド処理には、デバイスによって実行される任意のシェルコマンドを挿入される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvb61343 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Firepower Threat Defense ソフトウェア 2.0(1.68)

想定される影響

ローカルの攻撃者により、デバイスによって実行される任意のシェルコマンドを挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3806
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3806
更新履歴

  • [2017年03月15日]
      掲載