【活用ガイド】

JVNDB-2017-001716

Microsoft Internet Explorer 10 から 11 および Microsoft Edge の mshtml.dll における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 10 から 11 および Microsoft Edge の mshtml.dll の Layout::MultiColumnBoxBuilder::HandleColumnBreakOnColumnSpanningElement 関数には、型の取り違え (type confusion) により、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.1 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Internet Explorer 11
  • Microsoft Internet Explorer 10
  • Microsoft Internet Explorer 11 (Windows 10)

想定される影響

リモートの攻撃者により、巧妙に細工された Cascading Style Sheets (CSS) トークンシーケンスおよび巧妙に細工された JavaScript コードに関する問題によって、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な型変換またはキャスト(CWE-704) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-0037
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-0037
更新履歴

  • [2017年03月15日]
      掲載
    [2017年03月22日]
      タイトル:内容を更新
      概要:内容を更新
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:マイクロソフト (CVE-2017-0037 | Microsoft Browser Memory Corruption Vulnerability) を追加
      ベンダ情報:マイクロソフト (CVE-2017-0037 | Microsoft ブラウザーのメモリ破損の脆弱性) を追加