【活用ガイド】

JVNDB-2017-001696

Cisco Industrial Ethernet 2000 シリーズスイッチの CIP 機能の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Industrial Ethernet 2000 シリーズスイッチの Common Industrial Protocol (CIP) 機能の実装には、システムのメモリリークに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvc54788 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Industrial Ethernet 2000 シリーズファームウェア 15.2(5.4.32i)E2

想定される影響

リモートの攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-3812
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-3812
更新履歴

  • [2017年03月14日]
      掲載