【活用ガイド】

JVNDB-2017-001659

NVIDIA の Windows GPU Display Driver のカーネルモードレイヤのハンドラにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

NVIDIA の Windows GPU Display Driver のカーネルモードレイヤ (nvlddmkm.sys) のハンドラは、ユーザからドライバに渡された値を正しく検証せず、配列のインデックスとして使用されないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を昇格される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ 全てのバージョン

想定される影響

サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を昇格される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 配列インデックスの不適切な検証(CWE-129) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-0322
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-0322
更新履歴

  • [2017年03月10日]
      掲載