JVNDB-2017-001578
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Linux Kernel の time サブシステムにおける実際の PID 値を取得される脆弱性
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Linux Kernel の time サブシステムには、CONFIG_TIMER_STATS が有効になっている場合、kernel/time/timer_list.c の print_timer 関数、および kernel/time/timer.c の __timer_stats_timer_set_start_info 関数に関する処理に不備があるため、(PID 名前空間内の PID 値と区別されるような) 実際の PID 値を取得される脆弱性が存在します。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 低
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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Linux
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ローカルユーザにより、/proc/timer_list ファイルを読まれることで、(PID 名前空間内の PID 値と区別されるような) 実際の PID 値を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
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- 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
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- CVE-2017-5967
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-5967
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