【活用ガイド】

JVNDB-2017-001487

Qualcomm Wi-Fi ドライバにおける権限を昇格される脆弱性

概要

Qualcomm Wi-Fi ドライバには、権限を昇格される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、Android ID: A-32402604 および Qualcomm QC-CR#1092497 として公開されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.0 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Android
Linux
  • Linux Kernel 3.10
  • Linux Kernel 3.18

想定される影響

悪意のあるローカルアプリケーションにより、カーネルのコンテキスト内で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-0438
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-0438
更新履歴

  • [2017年02月23日]
      掲載