【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000172

FileCapsule Deluxe Portable および FileCapsule Deluxe Portable で作成された自己復号形式の暗号ファイルにおける DLL 読み込みに関する脆弱性

概要

FileCapsule Deluxe Portable は、ファイルの暗号化を行うソフトウェアです。FileCapsule Deluxe Portable および FileCapsule Deluxe Portable で作成された自己復号形式の暗号ファイルには、次の脆弱性が存在します。
・FileCapsule Deluxe Portable が意図しない DLL を読み込み実行する (CWE-427) - CVE-2017-2265、CVE-2017-2267、CVE-2017-2269
・作成された自己復号形式の暗号ファイルが意図しない DLL を読み込み実行する (CWE-427) - CVE-2017-2266、CVE-2017-2268、CVE-2017-2270

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 橘総合研究所 英利 雅美 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2017-2265、CVE-2017-2267、CVE-2017-2269 の評価になります。

基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
※上記は、CVE-2017-2266、CVE-2017-2268、CVE-2017-2270 の評価になります。
影響を受けるシステム


SPIRIT
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.1.0.4.1 およびそれ以前 - CVE-2017-2265
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.1.0.4.1 およびそれ以前を使用して作成された自己復号形式の暗号ファイル - CVE-2017-2266
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.1.0.5.1 およびそれ以前 - CVE-2017-2267
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.1.0.5.1 およびそれ以前を使用して作成された自己復号形式の暗号ファイル - CVE-2017-2268
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.2.0.9 およびそれ以前 - CVE-2017-2269
  • FileCapsule Deluxe Portable Ver.2.0.9 およびそれ以前を使用して作成された自己復号形式の暗号ファイル - CVE-2017-2270

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品を実行している権限で、任意のコードを実行される - CVE-2017-2265、CVE-2017-2267、CVE-2017-2269
・自己復号形式の暗号ファイルを実行している権限で、任意のコードを実行される - CVE-2017-2266、CVE-2017-2268、CVE-2017-2270
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。また、自己復号形式暗号ファイルは作成し直してください。

開発者によると、Windows 8 より前の Windows OS を使用している場合には、以下の対応が必要とのことです。
・Windows 7 および Vista を使用している場合は、あらかじめ Microsoft が提供する更新プログラム KB2533623 を適用しておく必要があります。
・Windows XP を使用している場合、アプリケーション側では対策できないため、アプリケーション本体や自己復号形式暗号ファイルの置き場所に注意してください。具体的には、他のユーザが自由にファイルを配置できるフォルダや、自分で信頼できないファイルを置く可能性のあるフォルダから起動することは避けてください。

詳しくは、開発者が提供する情報をご参照ください。
ベンダ情報

SPIRIT
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2265
  2. CVE-2017-2266
  3. CVE-2017-2267
  4. CVE-2017-2268
  5. CVE-2017-2269
  6. CVE-2017-2270
参考情報

  1. JVN : JVN#42031953
  2. JVN : JVNTA#91240916
更新履歴

[2017年7月13日]
  掲載