【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000145

e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップのインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性

概要

国税庁が提供する e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップのインストーラには、DLL を読み込む際の検索パスに問題があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Pink Flying Whale 黒翼猫 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


国税庁
  • e-Taxソフト (WEB版)事前準備セットアップのインストーラ (2018年1月4日より前に国税庁ホームページ 上に掲載されていた版)

【2018年1月9日追記】
本脆弱性情報は、2017年6月28日(水)14:00 に JVN 上で公表をし、その際の影響を受ける製品バージョンは「e-Taxソフト(WEB版)事前準備セットアップのインストーラ (1.17.0)」と記載していましたが、2017年7月3日(月)に再調査した結果、対策版としてリリースされた「e-Taxソフト(WEB版)事前準備セットアップのインストーラ(1.17.1)」において、修正不十分であったことが確認されたため、影響を受ける製品バージョンを「e-Taxソフト(WEB版)事前準備セットアップのインストーラ (1.17.1) およびそれ以前」に変更しました。
本脆弱性に対応した最新版を、国税庁が2018年1月4日にリリースしたため、影響を受けるバージョンを「e-Taxソフト(WEB版)事前準備セットアップのインストーラ (2018年1月4日より前に国税庁ホームページ上に掲載されていた版)」に変更しました。
想定される影響

インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

[新規インストールやバージョンアップには最新のインストーラを使用する]
2018年1月4日より前に国税庁ホームページに掲載されていた「e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップ」をダウンロードしているユーザは、インストールせず速やかに削除してください。「e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップ」をインストールする場合は、次の点に注意してインストーラを実行してください。
・「e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップ (2018年1月4日以降に国税庁ホームページ上に掲載されている版) 」をダウンロードする
・インストーラを実行する際には、同一ディレクトリ内に不審なファイルが存在しないことを確認する
なお、本脆弱性の影響を受けるのはインストーラの起動時のみです。「e-Taxソフト (WEB 版) 事前準備セットアップ」を既にインストール済みのユーザは影響を受けません。
ベンダ情報

国税庁
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2226
参考情報

  1. JVN : JVN#79451345
  2. JVN : JVNTA#91240916
更新履歴

[2017年06月28日]
  掲載
[2017年07月05日]
  影響を受けるシステム、対策:内容を更新
  ベンダ情報:内容を追記
[2018年01月09日]
  影響を受けるシステム、対策:内容を更新
  ベンダ情報:内容を追記