【活用ガイド】

JVNDB-2016-007547

Knot DNS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Knot DNS には、サービス運用妨害 (メモリの枯渇およびスレーブサーバーのクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


CZ.NIC Labs
  • Knot DNS 2.3.0 未満

想定される影響

リモートの DNS サーバにより、(1) DDNS、(2) AXFR、または (3) IXFR への過度に大きなゾーンの転送を介して、サービス運用妨害 (メモリの枯渇およびスレーブサーバーのクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CZ.NIC Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソースの枯渇(CWE-400) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6171
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6171
更新履歴

  • [2017年03月06日]
      掲載