【活用ガイド】

JVNDB-2016-006541

Windows 上で稼動する VMware Workstation Pro および Workstation Player のインストーラにおける権限を取得される脆弱性

概要

WWindows 上で稼動する VMware Workstation Pro および Workstation Player のインストーラには、検索パスに関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Workstation Player 12.5.0 未満の 12.x (Windows)
  • VMware Workstation Pro 12.5.0 未満の 12.x (Windows)

想定される影響

ローカルユーザにより、不特定のディレクトリのトロイの木馬の DLL を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 信頼性のない検索パス(CWE-426) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7085
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7085
更新履歴

  • [2017年01月10日]
      掲載

公表日2016/09/13
登録日2017/01/10
最終更新日2017/01/10