JVNDB-2016-006349
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複数の Microsoft Office 製品における権限昇格の脆弱性
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Microsoft Office 2010、2013、および 2016 は、ライブラリの読み込みを誤って処理するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft Office OLE DLL のサイド ローディングの脆弱性」と記載されています。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Office 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2013 RT SP1
- Microsoft Office 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2013 SP1 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2016 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2016 (64 ビット版)
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ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- データ処理(CWE-19) [NVD評価]
- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
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- CVE-2016-7275
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7275
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2016年12月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2016-0049
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