【活用ガイド】

JVNDB-2016-006197

bdwgc のクライアントにおけるバッファエラーの脆弱性

概要

bdwgc のクライアントには、バッファエラーの脆弱性、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


BDWGC project
  • Boehm-Demers-Weiser Garbage Collector (bdwgc) 2016-09-27 より前

想定される影響

攻撃者により、巨大な割り当てを介して、サービス運用妨害 (ヒープバッファオーバーフロークラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

BDWGC project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [NVD評価]
  2. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-9427
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-9427
更新履歴

  • [2016年12月14日]
      掲載

公表日2016/09/27
登録日2016/12/14
最終更新日2016/12/14