【活用ガイド】

JVNDB-2016-006075

Serendipity における SSRF 保護を回避される脆弱性

概要

Serendipity には、SSRF 保護を回避される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-918: Server-Side Request Forgery (SSRF) (サーバサイドのリクエストフォージェリ) と識別されています。
https://cwe.mitre.org/data/definitions/918.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.6 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


s9y
  • Serendipity 2.0.5 未満

想定される影響

攻撃者により、不正な形式の IP アドレス (例: http://127.1) または 30x (Redirection) HTTP ステータスコードを使用されることで、SSRF 保護を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

s9y
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. サーバサイドのリクエストフォージェリ(CWE-918) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-9752
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-9752
更新履歴

  • [2016年12月02日]
      掲載

公表日2016/11/28
登録日2016/12/02
最終更新日2016/12/02