【活用ガイド】

JVNDB-2016-006066

IBM BigFix Remote Control における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM BigFix Remote Control には、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-532: Information Exposure Through Log Files (ログファイルからの情報漏えい) と識別されています。
https://cwe.mitre.org/data/definitions/532.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM BigFix Remote Control 9.1.3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、ログファイルを読める不特定の権限を利用されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ログファイルからの情報漏えい(CWE-532) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2943
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2943
更新履歴

  • [2016年12月01日]
      掲載