【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-006038

ソニー製の複数のネットワークカメラ製品に脆弱性

概要

ソニー株式会社が提供する複数のネットワークカメラ製品には、認証に関する情報などを取得される脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、次の方が開発者に報告し、製品利用者への周知を目的に開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: SEC Consult
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ソニービジネスソリューション
  • SNC-CH120

対象製品は複数存在します。詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。

開発者が提供する情報
https://www.sony.jp/snc/info/20161128.html
想定される影響

当該製品にアクセス可能な第三者によって、当該製品の認証情報などを取得される可能性があります。結果として当該製品のシステム権限を取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

開発者が提供する情報
https://www.sony.jp/snc/info/20161128.html
ベンダ情報

ソニービジネスソリューション
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7834
参考情報

  1. JVN : JVNVU#96435227
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7834
  3. 関連文書 : Backdoor in Sony IPELA Engine IP Cameras
  4. 関連文書 : SEC Consult Vulnerability Lab Security Advisory < 20161206-0 >
更新履歴

  • [2016年11月30日]
      掲載
    [2016年12月09日]
      参考情報:関連文書 (Backdoor in Sony IPELA Engine IP Cameras) を追加
      参考情報:関連文書 (SEC Consult Vulnerability Lab Security Advisory < 20161206-0 >) を追加
    [2017年04月11日]
      共通脆弱性識別子(CVE):CVE-ID を追加
    [2017年05月23日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      ベンダ情報:ソニービジネスソリューション (New firmware for network cameras: November 2016) を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-7834) を追加