JVNDB-2016-006028
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Linux Kernel の drivers/vfio/pci/vfio_pci_intrs.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
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Linux Kernel の drivers/vfio/pci/vfio_pci_intrs.c は、kzalloc 関数を誤って使用するため、サービス運用妨害 (整数オーバーフロー) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-190: Integer Overflow or Wraparound (整数オーバーフローまたはラップアラウンド) と識別されています。
https://cwe.mitre.org/data/definitions/190.html
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 低
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): 高
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): 部分的
- 可用性への影響(A): 部分的
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Linux
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ローカルユーザにより、vfio PCI デバイスファイルへのアクセスを利用されることで、サービス運用妨害 (整数オーバーフロー) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Linux
レッドハット
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- 整数オーバーフローまたはラップアラウンド(CWE-190) [NVD評価]
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- CVE-2016-9084
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-9084
- 関連文書 : Patchwork [v3] vfio/pci: Fix integer overflows, bitmask check
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