【活用ガイド】

JVNDB-2016-005960

IBM FileNet Workplace XT および FileNet Workplace におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

IBM FileNet Workplace XT および FileNet Workplace (Application Engine) には、RegExpSecurityFilter および ScriptSecurityFilter が不正に設定されている場合、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM FileNet Workplace 4.0.2.14-P8AE-IF001 まで
  • IBM FileNet Workplace XT 1.1.5.2-WPXT-LA011 まで

想定される影響

リモートの攻撃者により、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-5981
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5981
更新履歴

  • [2016年11月28日]
      掲載

公表日2016/10/07
登録日2016/11/28
最終更新日2016/11/28