【活用ガイド】

JVNDB-2016-005956

IBM Security Access Manager for Web および Security Access Manager における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

IBM Security Access Manager for Web および Security Access Manager には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.1 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 高
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 8.0.1.4 IF3 未満の 8.0
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 7.0 IF27 未満の 7.0
  • IBM Security Access Manager ソフトウェア 9.0.1.0 IF5 未満の 9.0

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、LMI admin のアクセス権を利用されることで、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-3028
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-3028
更新履歴

  • [2016年11月28日]
      掲載