【活用ガイド】

JVNDB-2016-005953

IBM Tivoli Storage Manger for Virtual Environments: Data Protection for VMware における TSM 資格情報の要求を回避される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manger for Virtual Environments: Data Protection for VMware (別名 Spectrum Protect for Virtual Environments) には、TSM 資格情報の要求を回避され、管理アクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments : Data Protection for VMware 6.4.3.4 未満の 6.4.x
  • IBM Tivoli Storage Manager for Virtual Environments : Data Protection for VMware 7.1.6 未満の 7.1.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、TSM 資格情報の要求を回避され、管理アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2988
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2988
更新履歴

  • [2016年11月28日]
      掲載

公表日2016/08/22
登録日2016/11/28
最終更新日2016/11/28