【活用ガイド】

JVNDB-2016-005921

Siemens SIMATIC CP 1543-1 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Siemens SIMATIC CP 1543-1 には、SNMPv3 書き込みアクセスまたは SNMPv1 が有効になっている場合、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SIMATIC CP 1543-1 ファームウェア 2.0.28 未満
  • SIMATIC CP 1543-1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、SNMP 変数を変更されることで、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-8562
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-8562
  2. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2016-8562
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-16-327-01
更新履歴

  • [2016年11月24日]
      掲載