【活用ガイド】

JVNDB-2016-005910

Cisco TelePresence TC または CE ソフトウェアが稼動する TelePresence エンドポイントにおけるローカルのシェルコマンドを挿入される脆弱性

概要

Cisco TelePresence Codec (TC) または Collaboration Endpoint (CE) ソフトウェアが稼動する TelePresence エンドポイントには、ローカルのシェルコマンドを挿入される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCvb25010 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco TelePresence CE ソフトウェア 8.0.0
  • Cisco TelePresence CE ソフトウェア 8.1.0
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.1.0
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.1.1
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.1.2
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.1.3
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.1.4
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.3.0
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.3.1
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.3.2
  • Cisco TelePresence TC ソフトウェア 7.3.3

想定される影響

ローカルの攻撃者により、ローカルのシェルコマンドを挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6459
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6459
更新履歴

  • [2016年11月24日]
      掲載