JVNDB-2016-005895
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Linux Kernel の fs/proc/base.c の environ_read 関数におけるカーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性
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Linux Kernel の fs/proc/base.c の environ_read 関数には、競合状態により、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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Linux
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ローカルユーザにより、プロセスのセットアップの過程で環境変数のコピーが未完了のうちに /proc/*/environ ファイルを読まれることで、カーネルメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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Google
Linux
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- 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
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- CVE-2016-7916
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7916
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