【活用ガイド】

JVNDB-2016-005805

Microsoft Windows 10 の仮想保護モードにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Microsoft Windows 10 の仮想保護モードには、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「仮想保護モードの情報漏えいの脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 10 for 32-bit Systems
  • Microsoft Windows 10 for x64-based Systems

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS16-137
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS16-137
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7220
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7220
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2016年11月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2016-0046
更新履歴

  • [2016年11月11日]
      掲載