【活用ガイド】

JVNDB-2016-005730

Cisco ASR 900 シリーズルータの IOS XE の TL1 コードにおけるリロードを引き起こされる脆弱性

概要

Cisco ASR 900 シリーズアグリゲーションサービスルータ ASR902、ASR903、および ASR907 の IOS XE のトランザクション言語 1 (TL1) コードには、リロードを引き起こされる、またはリモートでコードを実行される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuy15175 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.17.0S
  • Cisco IOS XE 3.17.1S
  • Cisco IOS XE 3.17.2S
  • Cisco IOS XE 3.18.0S
  • Cisco IOS XE 3.18.1S

想定される影響

第三者により、リロードを引き起こされる、またはリモートでコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6441
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6441
更新履歴

  • [2016年11月08日]
      掲載