【活用ガイド】

JVNDB-2016-005723

Samsung Mobile デバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Samsung Mobile デバイスは、SystemUI アクティビティへの外部アクセスが適切に制限されていないため、サービス運用妨害 (SystemUI のクラッシュおよびデバイスの再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を SVE-2016-6248 として公開しています。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サムスン
  • Samsung Mobile

Samsung Mobile デバイスの M(6.0) が本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

サービス運用妨害 (SystemUI のクラッシュおよびデバイスの再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サムスン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7160
更新履歴

  • [2016年11月08日]
      掲載
    [2016年11月28日]
      タイトル:内容を更新
      概要:内容を更新
      影響を受けるシステム:内容を更新
      影響:内容を更新