【活用ガイド】

JVNDB-2016-005679

Moodle における重要な情報を取得される脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Moodle には、インストールプロセスコンポーネントの管理パネル機能に影響を及ぼす SQL インジェクションに関する処理に不備があるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

なお、ベンダは、「Moodle をインストールするユーザはデータベースアクセスの資格情報を知っている必要があり、直接データベースにアクセスできるため、インストールダイアログのフィールドのいずれかに SQL インジェクションを作成する必要はない」と、本脆弱性レポートの妥当性に異議を唱えています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Moodle
  • Moodle 3.1.2

想定される影響

第三者により、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Moodle
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
  2. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
  3. SQLインジェクション(CWE-89) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7919
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-7919
更新履歴

  • [2016年11月04日]
      掲載