【活用ガイド】

JVNDB-2016-005652

Cisco ESA および WSA 上で稼動する AsyncOS ソフトウェアの不正な形式の MIME ヘッダにおけるフィルタリング機能を回避される脆弱性

概要

Cisco E メール セキュリティ アプライアンス (ESA) および Web セキュリティ アプライアンス (WSA) 上で稼動する AsyncOS ソフトウェアの不正な形式の Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) ヘッダの電子メールメッセージおよびコンテンツフィルタリングには、フィルタリング機能を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuy54740 および CSCuy75174 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、フィルタリング機能を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6372
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6372
更新履歴

  • [2016年11月01日]
      掲載