【活用ガイド】

JVNDB-2016-005481

FreeBSD のカーネルにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeBSD のカーネルには、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 10.1
  • FreeBSD 10.2
  • FreeBSD 9.3

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された Linux 互換レイヤの setgroups システムコールを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1881
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1881
更新履歴

  • [2016年10月21日]
      掲載
    [2017年03月06日]
      National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2016-1881) の公開に伴いページを全面見直し