【活用ガイド】

JVNDB-2016-005480

Oracle Virtualization の Oracle VM VirtualBox における Core に関する脆弱性

概要

Oracle Virtualization の Oracle VM VirtualBox には、Core に関する処理に不備があるため、可用性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2016-5608 とは異なる脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-284: Improper Access Control (不適切なアクセス制御) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/284.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle VM VirtualBox 5.1.8 未満
  • Oracle VM VirtualBox 5.0.28 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-5613
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-5613
更新履歴

  • [2016年10月21日]
      掲載
    [2016年10月31日]
      概要:内容を更新
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新