【活用ガイド】

JVNDB-2016-005411

複数の Cisco Nexus デバイス上で稼動する Cisco NX-OS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco Nexus デバイス上で稼動する Cisco NX-OS には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuq77105 および CSCux11417 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS 4.0 から 7.3
  • Cisco NX-OS 11.0 から 11.2

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

第三者により、ピア関係を利用され、巧妙に細工された BGP UPDATE メッセージ送信されることで、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-1454
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-1454
更新履歴

  • [2016年10月20日]
      掲載